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満ちる、ということ
「今日が最後でもいい」と幼少期から言い続けてきた人がいると聞いて衝撃を受けた。私はそう感じた日を一日でも送れたことがあっただろうか。満足と不足のあいだで揺れ動く日々。朝のコーヒーを飲みながら、「満ちる」ということについて考えた。まだ途中にいる旅の記録。
11月3日


言葉を捨てるために言葉を突き詰める
問いから始まる旅 「色」という概念が存在しない世界で、「赤」をどう伝えるか。 そんな問いかけから始まった会話は、いつの間にか私たちを、思いがけない場所へ連れて行った。 最初はこう考えた。 太陽の暖かさ、情熱の高ぶり、心臓の鼓動の音、血液、食べ物の甘さ…...
9月24日


2歳の自分に会いにいく
おそらく、わたしの人生の転機となる大切な何かは、このときに起きていた。3ヶ月間の田舎生活で。きっと人生で一番自由に、制限なく、たくさんの愛を感じてのびのびと過ごしていたのだろう。 母の入院と妹の誕生。家族にとって大きな変化の時期に、わたしは祖父母の元に預けられた。2歳の記憶...
6月28日


私の髪はハワイがお好き
気づきは、6度目のハワイで ハワイ渡航6回目にして、初めて気づいた。 2025年の春、あの風と太陽のもとで、私は40年以上抱えていたコンプレックスの一つと静かに決別した。 ——私は初めて自分の髪が好きになったのだ。 子どもの頃からずっと悩みの種だった髪質。...
6月25日
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