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光が、やわらかく踊りだす。
今日がそっと、開いていく。
記憶のしずくが、波にほどける。
聞こえるのは、風とわたしの足音だけ。
まっすぐに、ただ まっすぐに。
この静けさが、すべてを包んでいく。
波の音が、あなたの名前を呼ぶようで。
今日というメロディが、朝と夜をつないで消えていく。